「生きることは、命を削ること」 村上正道(牧師)
新しく2026年を迎えました。私も新しい年を迎える中で、時の流れの早さを思い、また一つ歳を重ねることになるなと思ったりしていた時に、いつだったか正確には思い出せないのですが、ある時に「年を重ねるということは、命を削って生きることだ」と誰かが言っているのを聞いたのを思い出しました。つまり、子どもたちは命を削って遊んだり、スポーツをし、また大人たちは命を削って仕事をし、子育てをしているということです。私は、その言葉に大きな衝撃を受けました。その中で自分が生きている一日一日は、命を削るほどの価値あるものとなっているかをあらためて問い直したいと思いました。
皆さんはいかがでしょうか。昨年の自分の歩みを振り返った時に、自分の日々は命を削るほどの価値があったでしょうか。もちろん、命を削るほどのやりがいを持っていろいろなことに打ち込んでおられる方もいらっしゃるとは思いますが、何となく過ごすことで、一度しかない人生を、大切な命を、無駄にしていることはないでしょうか。聖書は、私たちに、日々感謝することを教えます。仮に自分の思い通りにいかないことがあったとしても、それでも私たちは何か神に感謝できることを探しながら、神に感謝をささげて歩んでいます。私たちが、命を削って生きる日々に感謝をささげて生きる時に、何となく過ぎていく一日も輝いていくのです。皆さんも、人間関係に悩む日々、仕事に追われる日々、病床で過ごす日々の中でも、神への感謝をささげる人生に変えられることにより、命を削る人生を価値あるものにしていただきたいと思います。
<聖書のことば>
いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべてのことについて感謝しなさい。
