村上正道(当教会牧師)

聖書に出てくる贅を尽くした一人の人は自分の人生を振り返って、どんな気持ちになったでしょうか。

【旧約聖書】伝道者の書 2章4~11節

4 私は自分の事業を拡張し、
自分のために邸宅を建て、
いくつものぶどう畑を設け、
5 いくつもの庭と園を造り、
そこにあらゆる種類の果樹を植えた。
6 木の茂った森を潤すために
いくつもの池も造った。
7 私は男女の奴隷を得、
家で生まれた奴隷も何人もいた。
私は、私より前にエルサレムにいただれよりも、
多くの牛や羊を所有していた。
8 私はまた、自分のために銀や金、
それに王たちの宝や諸州の宝も集めた。
男女の歌い手を得、
人の子らの快楽である、多くの側女を手に入れた。

9 こうして私は偉大な者となった。
私より前にエルサレムにいただれよりも。
しかも、私の知恵は私のうちにとどまった。
10 自分の目の欲するものは何も拒まず、
心の赴くままに、あらゆることを楽しんだ。
実に私の心はどんな労苦も楽しんだ。
これが、あらゆる労苦から受ける私の分であった。
11 しかし、私は自分が手がけたあらゆる事業と、
そのために骨折った労苦を振り返った。
見よ。すべては空しく、風を追うようなものだ。
日の下には何一つ益になるものはない。

出典『聖書 新改訳2017』©️2017新日本聖書刊行会